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スタッフ紹介

サービスをご利用いただいている皆さま、そのご家族の皆さま、一緒にお仕事をさせていただく皆さま、そして地域の皆さまに私たちのことをより知っていただくために、これから週1回のペースでスタッフ紹介をさせていただきます。

さて、いずれも個性溢れるメンバーです。記念すべき第1回は…

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増子 徳幸(ましこ のりゆき) (代表理事 看護師/保健師)

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文学部在学時より自宅の近所の精神科病院で看護補助のバイトを開始。
看護師資格取得後は精神科スーパー救急病棟など病院で5年勤務。
その後、精神科に特化した訪問看護ステーションにて5年勤務。

病状・服薬管理にとどまらず、その方の生活の質を上げるお手伝いをしたい。
その方と、周囲の方が笑顔になるお手伝いをしたい。
今日もよこはまの裏道を奔走しています。

最近、人生の転機を迎えました。
思いもよらないことが起こるのが、人生。そんなことをもう一度噛みしめています。

起きた出来事に向きあいきれない時もありますが、心に余裕がある時には「そのことに何の意味があったのか」「そのことを体験した自分が、これからどう生きるのか」を考えることもあります。

そうしているうちに、自分の人生を「生ききる」ことって大事だけどどういうことなのか?と思うようになりました。また、いわゆる「普通の」・「一般的な」選択肢だけでなく、自分の人生にオリジナルな選択肢を考える、編み出していくのも大事だなと。自分が精神科訪問看護のなかで利用者さんやご家族の皆さんと話してきたことは、そういうことだったなとこれまでを振り返っています。

でもオリジナルな選択肢を選ぼうとすると、いろんな人から「~が大事」「~を大切にしなきゃダメだ」「~が心配だ」と、批判も意見も感情もいっしょくたになったようなものを沢山いただきます。そこで悩むし葛藤も生まれる。そしてもう一度最初の問いに戻ります。自分の人生を生ききるとは?

こういう時にこそ精神科の訪問看護師さんに訪問してもらって、週3回ゆっくり話ができたら深まるし、納得のいく選択肢を選び続けられる、選んだ道を歩み続ける勇気が湧いてくると思います。誰か訪問してくれないだろうか。(笑)

気になっている言葉は・・・
病をもつことの意味、役割意識を感じる生活、居場所の確保、仲間、
コミュニティのメリットとデメリット、医療の必要性と有難迷惑性、
選択肢を押し付けない、選択肢を考えるための材料を提示する、そんな経験を共有する

 

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