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一足早い梅雨入り状態のわ・た・し♡

みなさんこんにちは、じとじと蒸し暑い梅雨の時期に入りましたね。

私は、先月嫁の実家でお酒を飲み、飲みすぎて気分が悪くなり、お土産を置いてきてしまうという大失態をしてしまいました。そのため、気分はもう先月から梅雨入り状態でしたので、連日のしとしと雨でも全く気分に変化はなく鬱々と過ごしています。

そんなわけですから、大好きなお酒をやめなくてはならなくなり、人生の楽しみをひとつ失ったかのような喪失感を感じております。そこでお酒に代わる楽しみは何かないものかと思案していましたところ、私の好きな江戸時代にはお酒と並ぶ嗜好品であるたばこ、きせる(煙管)という喫煙文化があったことを思い出し、早速近所のたばこ屋さんできせると刻みたばこを購入したのでした。

 

たばこなど酒に比べれば、飲んでも大した変化もなく、煙たいだけでなんでこんなに体に悪いものを飲むのか私には愛煙家の気持ちは露ほども理解できませんでした。そこで、江戸時代の喫煙文化についてネットで調べてみると

【きせる(煙管)とは】

刻みたばこをきせるの火皿につめて吸う喫煙スタイルであり、刻みたばこは髪の毛ほどの細さで、この細刻みの技術の向上と共に火皿は小さくなり、日本独自の形が出来上がりました。蘭学者で有名な杉田玄白は、きせるに喜世留という当て字を当てており、“喜びをひとときこの世に留める”としゃれおつなことを言ったりしています。

さらにきせるという喫煙具を通して、雁首や吸口を作るための板金・彫金の技術が使われていたり、羅宇部分は竹や木でできているのですが、羅宇を挿げ替えや掃除を行う専門の職業:羅宇屋などもあったようで文化や経済にも多くの影響を与えていたようです。

私はお酒を飲むときには、大量に飲んでへべれけにならないと飲んだ気がしないなどと思っていたのですが、一瞬のほんのひとときを楽しむという喫煙文化に触れると、どんなことでもやりすぎ飲みすぎは禁物なのだということが思い知らされた気分です。

因みに江戸時代のお酒のアルコール度数は現代のビールくらいだったようです。原酒を問屋などを挟むことにより、加水していき小売りに出すときには薄まっていたそうです。

私の生活スタイルも、とことん飲むからほんの一服ああ~いいなぁ!と思える瞬間を大切にしたいものです。

若林

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