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冬のお食事会

2月9日に「てとて」恒例の利用者さんスタッフ合同のレクを行いました。
今回のレクは「冬のお食事会」と称して

炊込み御飯
豚汁
生姜焼き
ぜんざい

をそれぞれのお料理ごとにわかれて、みんなで協力して作りました。

黙々と丁寧に食材を切る方、プロ並みにフライパンを振るう方
長年のご経験でしょうか、手際よく手薄なところにヘルプに入ってくださる方
楽しくわいわいとこねこねしてくれるかわいい面々など
利用者さんもスタッフも、それぞれがお互いに違った顔を見ることもできたのではないでしょうか。

できたお料理はどれも美味しく、みんなお腹いっぱいになりましたね。
みんなで食べると普段のご飯もいちだんとおいしくなりますもんね!

ところで、「ごちそう」の語源は仏教にあることをご存知でしょうか?
漢字では「御馳走」と書きますが、「馳走」とは、他の人のために何かしてあげようと駆け回り、功徳を施すことを言いました。

調理をするときには材料をそろえるのに駆け回ることから、料理で人をもてなす意味で使われるようになり、更に転じて、料理そのものを指す言葉となりました。
「ごちそう」というと、普段は食べられないような高い料理を想像してしまいますが、本来は、他人に喜んでもらいたいと奔走するその行為こそが、「ごちそう」なのですね。

自分のために動くときには手を抜いてしまっても、相手に喜んでもらうためであれば自然と力が入ります。
だからみんなで食べるとご飯が美味しくなるのかもしれませんね~。

「ごちそうさまでした」

平林

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