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出来事の意味が わからない今をこそ
投稿日: 2019/10/16
増子です。
このたびの台風19号により被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。
また、被災地域の一日も早い復旧・復興をこころよりお祈り申し上げます。
昨日の訪問では、利用者さんと台風をはじめとした災害の話をしながら、普段の生活で電気や水道やガスがあることのありがたみをわかちあう時間が多くありました。
本来ありがたいことを「あたり前」と思ってしまうことで、ありがたみが薄れてしまう・無くなってしまう。ライフラインの話だけでなく、人間関係や仕事など、生活の全般にあてはまるのかもしれません。
自分の「あたり前」を客観的に眺め、それに気づくことはとても難しい。そのありがたみに気づいたとしても、自分の態度や行動や在り方を変えるのも容易ではありません。「失って初めて気づく」ということも多いです。
災害などに被災された方々とは比べようはありませんが、自分もいろいろと得ては失って、得ては失って。その時なりに「気づい」てきたつもりです。でも失った時にはひと通り落ち込んで、この経験ってなんだったんだろう、何の意味があるんだろうと思います。神様はなんの理由で、意味があって、こんな体験をさせるのだろうと。でもその時や直後にはわからないことのほうが多くて、ずっと後になって誰かとそのことを振り返ってようやく「そういう意味があったかも」と思います。なかなか一人では出来事や生きることの「意味」なんてつかめないし、毎日生きるだけで精一杯です。意味がわからなくてネガティブなまま記憶の奥底に封じ込めている出来事も沢山あります。
そんなことを思いながら、今朝通期でバイクを走らせていたら突然パンクして難渋しました。毎日何が起きるかわからない、そのことの意味なんてすぐにはわからない。もしかしたら、パンクが原因で事故っていたかもしれない、無事に川崎から保土ヶ谷までたどり着きました。
今与えられている「あたり前」に感謝を。出来事の意味がわからない「今」をこそ、大切に。
と思いつつも、パンク修理で残りが少なくなった財布を恨めしく睨む今日この頃です。
写真は、パンク修理を終えた増子愛車です。新横浜あたりから保土ヶ谷までパンクの影響で蛇行してしまい、何度かヒヤリとしました。そして増子財布がひどい目に遭いました(>_<)
でも、「大変な時を一緒になんとか乗り越えた」というのは、その時は大変ですけど乗り越えてから愛着が湧くものですね。これからもパンクに気をつけて大事に乗りたいと思います。
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