10月19日（月）、当法人主催「訪問支援に活かす！認知行動療法（基礎知識編）」の第１回（全２回）研修会を開催しました。月曜日の夜という時間にも関わらず、地元横浜を中心に遠くは大阪から！多くの方にご参加いただきました。お集まりいただき本当にありがとうございます。

「”認知行動療法”って、聞いたことはあるんだけど…なんだか難しそうなイメージがあって」

そんな不安を吹き飛ばすような、今村幸太郎先生（東京大学大学院 精神保健学分野 特任助教）による非常にわかりやすいレクチャーでした。

初回は「認知行動療法をセルフケアとして自分自身に提供してみる」をテーマに、参加者自身が認知行動療法を受ける側になり、個人ワーク＆グループワークを通して実体験していただきました。自分で体験してみることで、認知行動療法が堅苦しいものではなく、誰もが気軽に取り組めるものだと感じていただけたと思います。

”認知行動療法”は臨床心理士にしかできないように思われているかもしれませんが、そんなことはありません。支援を必要とされている方に毎日接している皆さんが活用すれば、それだけ多く利用者さんが喜んでくださるはずです。

第２回（続き）は11月30日（月）に開催予定です。第１回で学んだ認知行動療法をセルフケアとして使ってみた感想、うまくいったところ、難しかったところを共有する予定です。その後、訪問看護という現実的な枠組みの中で、どのように適用していくかについて、参加者の皆さんとディスカッションしていきたいと思います。